トラックはその他の乗用車と比べた場合には、比較的頑丈に作られています。しかし場合によっては、自然災害に巻き込まれるなどして、事故車になったり修復歴ができる、場合によっては動かなくなるケースもあります。このような中で、修復歴のあるトラックは高く買い取ってもらえるのかと気になる人も多いことでしょう。まず最初に修復歴とはどのようなものなのかと言うと、事故があったなかったに関係なく、車の骨格部分を修復したり交換した車と言う定義があります。
骨格部位はいくつかのものが対象になっているいますが、フレームやフロントインサイドパネルをはじめとし、ルーフパネルやフロントクロスメンバーなど、全部で9つが対象になっています。その9つのうちいずれかを修復したり交換した場合には、整備記録には修復歴ありと記載されることになります。このような修復歴があるトラックは、買取依頼を行うにあたりどのような影響があるのかを把握しておきましょう。意外に思うかもしれませんが、実は修復歴のあるトラックの方が事故車よりも影響を及ぼしやすいとされています。
骨格部位を修復したことがあるかどうかが影響すると言うことです。買取額に影響を及ぼしやすいものとしては、修復したのにもかかわらずまっすぐに走行することができない、ブレーキのききが悪いなどのような状態です。あまりにも状態が悪いと判断されれば、場合によっては通常の50%ほどになることもあるため、査定の際にはよく確認しておくことが大切です。トラック買取査定を行うにあたり、修復歴を黙っていればわからないと思う人も多いかもしれません。
しかし査定を行う査定士はプロであるため、隠すことができません。その場でごまかせても虚偽の申告をして契約を結べば、それは犯罪とみなされてしまいます。
